国指定名勝「三渓園」（横浜市中区本牧三之谷）で4月17日、「本牧元気フェス」が開催される。

本牧元気フェス　リーフレット

　開催は今回が初。「多世代･多様な人たちがスポーツと音楽で交流して、みんなで元気になる」をテーマに、誰でも楽しめるイベントを用意する。

　園内では、1975（昭和50）年結成の「外山喜雄とデキシーセインツ」によるジャズライブと、横浜市立港中学校のマーチングバンドのパフォーマンスを披露。身近な材料を使って楽器を作る教室や三渓園の歴史を学べるクイズスタンプラリーも行う。

　JR石川町駅または港の見える丘公園を起点に、ゴールの三渓園を目指す「異国情緒・歴史や本牧の街並みを感じる横浜ウォーキング」には、Jリーグ所属のプロサッカーチーム「Y.S.C.C.横浜」と「横浜市スポーツ協会」のスタッフが同行。街歩きを楽しみながら、正しい歩行フォームが学べるようにする。

　「自然を感じて形に残すプラバンアート体験」は5歳～12歳の子どもが対象。三渓園の風景や動植物を、自由な発想でプラバン（透明なプラスチック板）に描いて仕上げる。アーティストの堀江和真さんが作品制作を手伝う。

　主催する本牧元気フェス実行委員会の担当者は「本牧の伝統文化を舞台に、スポーツの力と音楽の力を生かしながら、人と人とがつながり、繋が、本牧がもっと元気になるきっかけを作りたいと思い企画した。協働する各団体のニーズを満たし、課題解決につなげ、本牧の地域団体と連携協力し、相乗効果による街の活性化を目指したい」と話す。

　一部イベントは事前申し込み制。園内イベントの開催時間は10時～16時30分。入園料は、大人＝700円、小中学生＝200円、市内在住の65歳以上＝200円。