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夜空を眺める屋上バー「The Bar Tenmar」 関内桜通りで

シェーカーを振る斎藤天馬さん(撮影=星野邦敏さん)

シェーカーを振る斎藤天馬さん(撮影=星野邦敏さん)

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 関内桜通りに面する屋上バー「The Bar Tenmar」(横浜市中区相生町2)が4月5日、営業を再開した。

頭上に船の帆をイメージした白い可動式シェード 屋上バー「The Bar Tenmar」

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 同店は、関内桜通りのビル屋上に2009(平成21)年10月1日にオープンしたカウンターバー。天井がないオープン店舗のため、例年冬期は休業する。

 マスターを務めるのは、大学卒業後に通信社で記者として働き、その後35年間、中学と高校で社会科を教えていた斎藤天馬さん。在職中にバーテンダー養成スクールで学んだ技術を生かして、定年後に、実家が経営する創業130年以上のたばこ屋が入居するビルの屋上スペースを活用し、バーの営業を始めた。

 屋上バーの入り口には「3年6組」の看板が掛かる。木目を基調とした内装で、頭上には船の帆をイメージした白い可動式シェードを装飾した。

 斎藤さんは「さくら通りではソメイヨシノより古来からある八重桜が満開。桜を屋上から見おろしがら飲みましょう」と笑顔を見せる。

 数年通っているという来店客は「仕事が終わって立ち寄れる、こういう店があるのがありがたい」とグラスを傾けた。

 営業時間は当面の間、21時30分まで。月曜定休、雨天休業。

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