「横浜開港記念みなと祭」の国際仮装行列「ザよこはまパレード」が5月3日に開催される。
国際仮装行列は、1953(昭和28)年6月2日の横浜開港記念日に第1回目がおこなわれ、近年はゴールデンウィークに、横浜の団体や企業による山車や、マーチングバンド、ダンスチームが多数参加し、パレードをしている。
2020年の第68回と昨年の第69回はコロナ禍で中止だったため、2019年の第67回以来3年ぶりの開催となる。2019年は、市内で開催されたラグビーワールドカップのPRで地元のラグビースクールに通う小学生や、第7回アフリカ開発会議のPRとして、アフリカのダンサー・ミュージシャンがパレードに参加した。
70回目記念となる今回は、コロナ禍からの復興・再建の象徴として、「元気な横浜の姿」を全国に届けようと、バラをテーマとした華やかな演出をする。
「健やか・爽やか」を表す「オレンジ色のバラ」をあしらう「キッズパレード」を皮切りに、スーパーパレードは「エレガントステージ」(ピンク色のバラ、上品・気品)、「フレンドリーステージ」(黄色のバラ、友情・可憐)、「ラヴィングステージ」(赤色のバラ、愛情・情熱)に分けた編成を組み、衣装などに各ステージのバラを身に着けた総勢50団体、約2,000人がコースを彩る。
コースは、キッズパレードが、山下公園前から始まり、シルクセンター前、横浜税関前交差点、新港橋、赤レンガ倉庫前を通り、万国橋交差点までで、全長1.4キロ。
スーパーパレードは、山下公園前から、シルクセンター前、横浜税関前交差点、新港橋、横浜赤レンガ倉庫前、万国橋、馬車道商店街、伊勢佐木町1丁目を通り、伊勢佐木町6丁目までで、3.4キロ。
一般車両の通行がある本町4丁目交差点、馬車道交差点~伊勢佐木町入口、伊勢佐木町3丁目交差点では演技は行わず、パレードの進行状況によって最終地点の手前で演技・演奏を中止する場合がある。
主催者はマスクの着用と、大声での声援を控えること、人との間隔を保っての観覧を呼びかけている。
開催時刻は、キッズパレード=10時45分~、スーパーパレード=11時15分~。