横浜の市民管弦楽団「ヨコハマベイフィルハーモニー」が5月15日、第8回定期演奏会を神奈川県立音楽堂(横浜市西区紅葉ヶ丘9)で開催する。
ヨコハマベイフィルハーモニーは、2013年の「横浜開港祭ザ・ブラスクルーズ2013」で公募メンバーによる管弦楽団として「第九」を演奏したことがきっかけで結成された市民オーケストラ。年1回の定期演奏会のほか、潮田地区センターでのロビーコンサートや第九演奏会など、横浜市内で地域密着型の活動を行っている。
演奏会では、ブラームス作曲の「ハイドンの主題による変奏曲」と、ベートーベンの「交響曲第5番『運命』」を演奏する。指揮は松本宗利音さん。
担当者は「『ハイドンの主題による変奏曲』は聖アントニウスのコラールをテーマとした大変ドラマチックな変奏曲で、『運命』は誰もが知っているクラシック音楽屈指の名曲」といい、「コロナ禍の影響が強く、周りには活動休止や解散を余儀なくされた音楽団体もある。なかなか思うように活動ができずモチベーション維持が難しい1年だった、楽団員一人一人の音楽に対する熱意と努力により、定期演奏会を開催できることになった」とコメントしている。
開演時間は14時。入場料は1,000円。チケットはイープラスで購入できるほか、会場で当日券も販売する。