ボウリング場「ハマボール」(横浜市西区北幸2)が現在、「ボウリングピン リユースコンテスト」で廃棄されるボウリングピンの再利用アイデアを募集している。
ボウリングピンの重さや大きさは国際規格で定められており、破損やゆがみ等で使えなくなったピンは廃棄される。同施設では年間約500本のピンが廃棄されるという。
同施設を運営するミツウロコスポーツ(同)はESG(Environment=環境、Social=社会、Governance=ガバナンス)の観点から廃棄ピンの再利用を促進する「Rain-Bowlingプロジェクト」に取り組んでおり、今回のコンテストはその一環。プロジェクトでは7色にペイントしたピンを用いて地域の小学校やケア施設で野外ボウリングを楽しんでもらう企画も検討している。
アイデアは独創性、実現性等の観点から審査する。優秀なアイデアには同ビル内にある温泉施設「スパ イアス」の年間パスポートや招待券、ボウリング1ゲーム無料券等の景品を贈る。
担当者は「日頃ボウリングに関わる者には、(ボウリングピンとして使用する以外の)リユースアイデアが浮かびづらい面もある。違う観点から新たなアイデアをいただければ」と話す。
アイデアは6月30日まで、ホームページ、郵送、店頭で受け付ける。