京浜急行電鉄株式会社(本社:港区、社長:石渡恒夫氏)は12月5日、地球温暖化防止政策である「CO2排出量削減」に貢献することを目的として、全車両の暖房設定温度を1度下げることを発表した。同施策は、昨年まで車内温度が19度以下になると「入」、22度になると「切」としていた暖房設定温度を、18度以下で「入」、21度で「切」という設定に変更するもので、実施期間は11月中旬から3月中旬までの約4ヶ月間。これによりCO2排出量は1日あたり約2.5t、年間約300tの削減となるとのこと。CO2削減量は、温度を1度下げることによる電力節減率から計算したもので、国内の約33,000世帯が1日に排出するCO2量に相当する。同施策は関東の私鉄として初の取り組みとのこと。
京浜急行