JR横浜駅きた西口近くの相鉄岩崎学園ビル(横浜市神奈川区鶴屋町2)前の公開空地を活用したマルシェイベント「鶴屋町ストリートテラス」が6月12日に開催される。
チャリ移動本棚「吉田くん」は学生団体「下町編集室OKASHI」が企画
飲食店のテントや飲食コーナーなどを7つのエリアに展開し、和食居酒屋咲くら、ティキティキ、ハレツバメ、ヒラツカによるダイナック横浜「樽生ビールスタンド」、お富さん、台町バル、バルタン、85 bar+kitchen、鶴屋町酒場などが出店。おでん、ローストビーフ丼、鯛めし弁当、しび辛 豚丼、海南鶏飯、カレー、湘南ビールやカクテルなどをストリートで楽しめる。
横浜市立大学の学生らによる横浜に関する本や絵本などを備えたチャリ移動本屋「吉田くん」、「うんこ」の関連グッズを企画・販売する「株式会社うんこ」(瀬谷区卸本町)の「うんこカーピンク」が出店するほか、Cポンの大門五郎さんなども参加する。
当日は14時より、岩崎学園のオンライン配信スタジオ「i-studio」からライブ配信も実施。イベント企画者や出店者などが登壇して出展内容の紹介やまちづくりへの思いなどを語る。
コロナ禍の影響で打撃を受けた飲食店の応援と、鶴屋町地区の多主体参加型のまちづくりの推進を目指して、神奈川区鶴屋町町内会、情報科学専門学校、屋外広告ヨコハマビジョン、酒の島崎、オンデザインパートナーズ、横浜コミュニティデザイン・ラボによる鶴屋町ストリートテラス実行委員会が主催する。
実行委員長で酒の島崎代表の島崎尚己さんは、「鶴屋町というキーワードで学生からシニアまでいろいろな人たちが集まり、公共空間を活用して開催する手作りのマルシェで、定期的な開催を目指している。ストリートで出会いやコミュニケーションの大切さを再確認できる機会につなげられたら。まず1回目を成功させて、この先のまちづくりにつなげていきたい」と話している。
開催時間は11時から18時まで。参加費無料。