横浜市立鉄(くろがね)小学校(横浜市青葉区鉄町)の6年生が、6月21日、メンテナンス休業中の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」(中区山下町、以下GFY)で小学生向けエデュケーショナルサポート特別版を体験した。
「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」は高さ18メートルの2020年12月にオープンした「動くガンダム」の展示施設。同施設は高さ18メートルの「動くガンダム」を格納し、メンテナンスワークを行うデッキ「GUNDAM-DOCK」と、仕組みを楽しみながら学べる展示施設「GUNDAMLAB」の2つのエリアで構成。5月9日~7月15日は「動くガンダム」のメンテナンスのため、全施設休業中。
エデュケーショナルサポートは「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の運営会社「Evolving G」(東京都杉並区)が実施し、23校1442人の子どもを受け入れており、鉄小学校は24校目で26人が体験。
特別版ではテーマを「ハンド」とし、ガンダムの動く仕組みを学んだ後、小学生がひとりずつ「動くガンダム」のハンド(手)を、手袋型のコントローラーなどで遠隔操縦体験した。
ガンダムラボで遠隔操縦を体験した小学生は「操縦たのしいよ」「動きが硬めで動かしにくいけど面白い」と、ガンダムドックタワーの5.6階でハンドの動きを間近で見ている同級生にトランシーバーで報告。タワー上では小学生から「次にどんなガンダムを作りたいか」と質問を受けたGFYスタッフが「ジオン軍の(モビルスーツが)が作りたいという仲間は多いです」と答える一幕もあった。
エデュケーショナルサポートの通常版は、ハンド操作とタワーからの観覧はせず、解説と見学のみ。参加申し込みは同社が随時受け付けている。
一般の見学は7月16日から再開。入場料金は大人=1650円、小人(7歳~12歳)=1,100円。GUNDAM-DOCK TOWERの観覧料は別途3300円(いずれも6歳以下は大人1人につき3人まで無料)。2022年3月31日まで。