1962(昭和37)年生まれのビール醸造家3人によるコラボレーションプロジェクトが発足し、商品化第1弾の「1962 RED ALE」の販売が8月9日、始まった。
「ビールの炎を絶やすな Born in 1962」 1962年生まれの醸造家3人がコラボ
会社の垣根を越えて取り組むのは、「横浜ビール」(横浜市中区住吉町6)の「熱血伝道師」田尻和彦さん、「サンクトガーレン」(厚木市)社長の岩本伸久さん、「キリンビール」(本社:東京都中野区)のクラフトビールブランド「スプリングバレーブルワリー」マスターブリュワーの田山智広さん。
同プロジェクトについて、田尻さんは「これまでも自分の誕生日に向けてビールを仕込むことがあったが、今年は60回目の誕生日なので特別なことをやりたいと思い、神奈川県内で同い年の2人に声を掛け快諾してもらった」と、きっかけを説明。「ビールの炎を絶やすな Born in 1962」を合言葉に、それぞれの誕生月に誕生月を迎える人の醸造所から、3人で手がけた商品を発売する。
8月生まれの田尻さんが所属する横浜ビールで醸造した「1962 RED ALE」は、「レッドX」というモルトのみを使ったアメリカンレッドエール。アメリカンホップを多く使い、仕上げにキリンビール独自の「ディップホップ」という製法で香り付けしている。サンクトガーレンで醸造する第2弾は9月に、スプリングバレーブルワリー東京で醸造する第3弾は12月に発売を予定している。
希望小売価格は636円(税別)。数量限定。