ミニチュア「こびとシリーズ」などで知られる水越清貴さんの作品を展示する「Mozuアートワーク -ちいさなひみつのせかい-」が8月11日、横浜高島屋ギャラリー(横浜市西区南幸1)で始まった。
水越清貴さんは、高校2年生の時に自分の部屋をミニチュアで再現。SNSで注目が集まり、卒業後に独立した。まるで部屋の片隅にこびとが住んでいるかのような、リアリティーあふれるミニチュア作品「こびとシリーズ」などが話題を集め、ツイッター、インスタグラム、ユーチューブなどで多くのフォロワーがある。
同展では「こびとシリーズ」のほか、高校生時代に初めて作った作品、オリジナルキャラクター「マルとパッチ」が登場するコマ撮りアニメや、立体に見えるトリックラクガキなどの作品、アニメ「クレヨンしんちゃん」のオープニングで使われたミニチュア作品などを展示。
アクリルのケースに入ったミニチュアの作品を前後からのぞくことができる作品もあり、入り口には作品を大きくしミニチュアの中に入った気分を味わえる撮影コーナーも設置されている。
展示作品は一部を除き撮影も可能。会場では来場者がスマホで展示作品を撮影していた。
作品に関連したミニチュア商品や本のほか、Mozuさんの世界観を表現した雑貨などのグッズも販売する。
会場は横浜高島屋8階「横浜高島屋ギャラリー」。入場時間は10時~18時30分(19時閉場、最終日は16時30分まで)。入場料は一般=1,000円、大学・高校生イコール800円、中学生以下と障害者手帳を提示した本人と同伴者1人は無料。会期は8月29日まで。