みなとみらい線馬車道駅周辺の北仲地区で10月15日・16日、「横浜北仲フェス」が開催される。
北仲ブリック&ホワイトで行う「横浜北仲マルシェ」には約40店が軒を連ね、地元・神奈川の食材をはじめ、各地の野菜・果物、加工食品やハンドメード雑貨などを販売するほか、缶バッジやハロウィーン用のグッズを作るワークショップも行う。バインミー(ベトナムのサンドイッチ)やタイカレー、ドイツのデリカテッセンなどを提供するキッチンカーも出店する。
今年のテーマは「文化と歴史」。ガイドが新しい建物や歴史的建造物を案内する「北仲まち歩きツアー」や、横浜市役所内を巡って横浜の歴史に触れる「ナゾ解き!よこはま市役所アドベンチャー」を行う。
市役所では、横浜市消防音楽隊やケロポンズのスペシャルコンサート、ジャグリングパフォーマンスのステージイベントを展開。31階からの景色が一望できるレセプションルームも特別に開放する。
横浜アイランドタワーの「UR×北仲 オータムフェスタ2022」では、新潟県糸魚川市産の新米を量り売りするほか、音楽演奏やペーパークラフトが楽しめるコーナーも用意する。アパホテル&リゾート横浜ベイタワーにある「レボブルーイング」では、横浜の各種ビールを味わうイベントを開催。恒例企画の「1億円のレプリカ展示・体験」「北仲をめぐるスタンプラリー」も行う。
同イベントは、市役所が北仲地区に移転した2020年から始まって今年で3回目の開催。横浜北仲エリアマネジメント事務局の髙島和臣さんは、「住宅、店舗やオフィス、行政機関などが集まったこの地区で、官民が一緒になって地域を盛り上げるため、それぞれ工夫を凝らした企画を持ち寄って運営している。回を重ねるごとに中身も充実しているので、これからも秋のイベントとして育てたい」と話し、「今回は定番のマルシェやスタンプラリーのほか、新たな試みとして、地区の歴史や街づくりについてご紹介する街歩きツアーなども企画した。ぜひこの機会に北仲地区に来てほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は両日共10時~16時。