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「横浜フランス月間」 市内各所でフランスを感じるプログラム

「地平線の彼方へ」展 (c)Sandrine_elberg

「地平線の彼方へ」展 (c)Sandrine_elberg

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 横浜市内の美術館や映画館、アートスペースなどで11月11日から、「横浜フランス月間2022」が開催される。

横浜フランス月間2022 ポスター

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同イベントはフランス文化の祭典として2005(平成17)年に始まり、今回で17回目。市内の各施設や企業が協働しながら、フランスにまつわる各種イベントを行う。主催は、フランス政府運営の公式文化機関「アンスティチュ・フランセ横浜」(横浜市中区尾上町5)。

 象の鼻テラス(海岸通1)で行うプログラムは、ARを使って双方向に楽しみながら、現代のエコロジーや環境問題が学べる巨大壁画の展示「終わりなき絵の壮大な物語」展(11月11日~27日)と、日本を拠点に活動するフランス人のシンガー・ソングライター、Alissさんの音楽ライブ(11月19日)。

 横浜赤レンガ倉庫1号館(新港1)では、フランス人写真家のサンドリーヌ・エルベルグさんによる「地平線の彼方へ」展(12月1日~11日)と、「ヨコハマダンスコレクション2022」(12月1日~17日)を開く。

 横浜シネマ・ジャック&ベティ(若葉町3)では、フランス映画を特集上映。11月26日~12月9日は「第4回映画批評月間:フランス映画の現在をめぐって」と題し、フランスのカルチャー雑誌編集長が選ぶ2020年以降公開の映画や、1960~70年代に活躍したデルフィーヌ・セイリグ出演作を上映する。

 アンスティチュ・フランセ横浜では、日本とフランスの専門家による対談「「日本とフランス:男女平等について」(11月11日)、マカロンセミナー「マカロン誕生の歴史と今のマカロンにいたるまで」(11月27日)、チーズ&ワインセミナー「フランスのチーズを愉(たの)しむ」(12月18日)などを行う。

 広報担当の大藤理恵さんは「今年の一推しイベントは、夢想的で幻想的な『地平線の彼方へ』展と、『第4回映画批評月間:フランス映画の現在をめぐって』、チーズとワインを試食しながら日本語で学べる『フランスのチーズを愉しむ』。まだフランス旅行がしにくい今だからこそ、横浜で気軽にフランスを楽しんでもらえたら」と話す。

 一部プログラムは要予約・有料。12月18日まで。

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