横浜市は、関内駅南口広場で、道路活用のための社会実験「みっけるみなぶん2」を開催している。
「みっけるみなぶん2」のイベント第1弾は10月22日と23日に開催
「みなぶん」は、みなと大通りと横浜文化体育館周辺道路の略称。「みなぶん」では地域の回遊性を向上して、にぎわいや魅力がある道路とするために、 車道幅を狭めて歩道を広げるなどの再整備を予定している。
「みっけるみなぶん」は、将来、道路を活用するために必要になることを試し、議論、実験していく取り組み。2020年11月に閉館した横浜文化体育館(中区不老町)周辺から横浜スタジアム(中区横浜公園)前を通り、神奈川県庁(中区日本大通1)周辺へ至る道路車道の一部を規制して歩道を広げるなど、人や車の流れや沿道の利活用について検証する社会実験「みっけるみなぶん」を実施。
2回目の今回は、9月26日~2023年3月6日に、JR関内駅南口改札から不老町交差点までの関内駅南口にある広場に滞留スペースを設けるなどの実験実証を行っている。
10月22日と23日は、イベント第1弾としてイベントを実施。2023年春に関内駅前の新キャンパスが開校する関東学院大学と沿道店舗とのコラボキッチンカーの出店、UNI COFFEEによるコーヒー・カヌレの販売やキッチンカーの出店、横浜BUNTAIをホームアリーナとするプロバスケットボールクラブ「横浜エクセレンス」の試合日程の案内などが行われる。開催時間は10時~18時。
第2弾イベントは12月5日から11日に開催する。
関内駅の周辺地域では、2026年春にグランドオープンする旧市庁舎街区活用事業、教育文化センター跡地を活用した市民の知の交流拠点「オープンナレッジポート」の創設事業、横浜文化体育館の再整備など、複数の事業が進められている。