演奏ジャンル・国籍・世代・ハンディキャップなど、あらゆる垣根を取り払って音楽を楽しむイベント「ホッチポッチミュージックフェスティバル2022」が、横浜公園(横浜市中区横浜公園)で10月23日に開催される。
2009年に始まり、今年で14回目となるホッチポッチミュージックフェスティバル。ホッチポッチとは英語で「ごちゃまぜ」の意味。40ジャンル以上の出演者が集まり、男子チアリーディングやサンバ、ヒューマンビートボックスや蛇味線ロックバンドなど、音楽を聴く機会が少ない人も楽しめるプログラムが組まれている。
今回も合言葉を「ハードよりハート」として、市民有志が中心となってホッチポッチミュージックフェスティバル実行委員会を結成した。ダイバーシティ&インクルージョンを掲げ、高校生から60代までのボランティア100人以上が参加して準備を進めてきた。
事前に、車椅子利用者のガイドボランティア研修を開催。外国語チラシや音声ガイドを作成。会場には筆談ボードや外国語通訳、ベビールームなども用意し、国籍や世代・性別・障がいの有無にかかわらず誰もが安心して訪れることができるイベントを目指している。
公園内の出展ブースには、福祉、国際、子ども支援、教育、ピンクリボン、骨髄移植啓蒙など約20団体が出展する。キッチンカーも多数出店。今年度は3年ぶりに「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL」を同時開催する。
音楽祭の企画を担当する認定NPO法人アークシップ(中区常盤町1)の担当者は「音楽でたくさんのハッピーを創りたい」をスローガンに、2002年からさまざまな音楽イベントの制作をしている。
開催時間は11時30分~17時45分(予定)。観覧無料。