ホテルニューグランド(横浜市中区山下町10)は、10月29 日の「ドリアの日」に、「シーフードドリアセット」をリニューアルする。
ホテルニューグランド開業当時の写真 1927年開業で95周年
「ドリア」は、同ホテルの初代総料理長サリー・ワイルが滞在客の要望により創作したホテル発祥のメニュー。
伝統のレシピを元にホテルの味わいを家庭でも楽しめるようにと開発した商品は、販売開始1周年を迎えるにあたり、使用している米を神奈川県産米「はるみ」に変更してリニューアル。キヌヒカリとコシヒカリの交配品種として開発された「はるみ」は日本穀物検定協会による「米の食味ランキング」で2年連続で最高評価「特 A」を獲得。見た目の艶やかさや強い甘みのある味わいが特徴。
パッケージは、横浜復興のシンボルとして生まれた同ホテル前の海と空を連想させるホテルカラー「ニューグランドブルー」を基調に、ホテル本館2階「ザ・ロビー」の天井や梁に施された幾何学模様を採用した。
ドリアは、ホテルニューグランド開業にあたりパリから招かれたスイス人シェフのサリー・ワイルが考案した米を使用したグラタン料理。ホテルに滞在をしていた外国人銀行家が「体調が良くないので、何かのど越しの良いものを」という要望を受け、ワイルが即興で創作した。好評だったこの料理は「シュリンプドリア」として、ホテルニューグランドの名物料理の一つとなった。
同社は「甲殻類の旨味がたっぷり詰まったコク深いなめらかなソースと重なることで、優しい味わいが口いっぱいに広がります。体調がすぐれないお客様へ提供した伝統の味を、この機会にぜひ自宅で楽しんで欲しい」とコメントしている。
価格は4個=8,640円、6個=12,960円、8個=17,280円。