横浜中華街で、11月1日から「2023 春節燈花(イルミネーション)」が開催されている。
春節燈花は、旧暦の正月を祝う「春節」に向かい、祝賀気分を高めていきたいと 2003年から始まった催し。提灯、ランタン、赤色 LEDの光のラインを組み合わせ、 縁起が良い色とされる赤と金を基調とした光で街全体を演出する。
11月1日18時からは、点灯式を横浜中華街大通り萬珍樓前で開催。訪れた人たちとともに10秒前から点灯のカウントダウンをし、横浜中華街発展会協同組合理事長の高橋伸昌さんとと「2023春節」実行委員長の呉政則さんが点灯スイッチを押し、獅子舞による祝賀が行われた。
2022年に引き続き、加賀町警察署前に「財神」、山下町公園には「龍」と「鳳凰」のランタンオブジェを設置。中華街大通りと関帝廟通りの2つのメイン通りには、強さと幸運をあらわす「百節龍」と「五十節龍」を提灯の光で描く。
担当者は「黄金色に光輝く龍が、横浜中華街を訪れる人に、コロナに負けない心を後押しし、多くの幸せをもたらしてくれますようにという願いが込められている」とコメントしている。同取り組みは電球のLED化と再生可能エネルギーによる電力使用により、J-クレジット東北地域推進協議会が主催する「令和3年度東北地域カーボン・オフセットグランプリ」を受賞している。
春節燈花は2月5日まで、点灯時間は16時~23時、点灯エリアは横浜中華街全域。