横浜中華街の「きたもん会」(横浜中華街北門通り・海河道・大桟橋通り自治振興会)が11月3日、加賀町警察署を抜けて善隣門に至る「北門通り」で「カンフーシューズ飛ばし世界大会」を開催している。
「カンフーシューズ飛ばし世界大会」は2008(平成20)年、横浜中華街を盛り上げたいと集まった「きたもん会」会員の、下駄飛ばしの要領で「カンフーシューズを飛ばした距離を競ったら面白い」とのひらめきで始まった。
競技に使用するカンフーシューズは大会で貸し出し、蹴る回数は1参加毎に2回。「両足カンフーシューズ着用」「助走しても良いが、蹴り出した時に軸足が見切り線を超えてはいけない」「靴が車道外に着地した場合、街路樹に引っかかるなど計測が出来ない場合、記録は無効」などのルールがある。
男性・女性・キッズ(中学生以下)ごとの「飛ばした距離を競う部門」と併せ、コスプレなど記憶に残るパフォーマンスへの特別賞も設ける。商品は1万円金券やフカヒレランチコースペア券、オリジナル紹興酒など。
公式世界記録は2017年、第9回大会、男性の部の29.81メートル。世界記録を更新すると3万円分の中華街ギフト券、ドンペリルミナス、カンフーシューズが贈られる。
きたもん会会長の陳礼皇さんは「開催初年度より大会を通して数多くのドラマが生まれてきた。食の街『横浜中華街』に来街する『新たな目的』と『感動のメークドラマ』にぜひ参加して」と呼び掛けている。
参加資格は、年齢性別を問わず自分の脚力でカンフーシューズが蹴れる人。参加費は1回100円。17時まで。