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象の鼻パークで「リカバリー・パレード」 依存症からの「回復の祭典」

リカバリー・パレード「回復の祭典」(2018年9月、横浜・象の鼻パーク)

リカバリー・パレード「回復の祭典」(2018年9月、横浜・象の鼻パーク)

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 アルコール、薬物、ギャンブルその他の依存症や心の病、生きづらさなどからの回復の喜びを分かち合うイベント「リカバリー・パレード『回復の祭典』in神奈川2022」が11月19日、象の鼻パーク(横浜市中区海岸通1)で開催される。

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 リカバリー・パレード(リカパレ)は、当事者、家族、友人、一般の賛同者が共に街に出て、回復があることや回復の姿を社会にアピールするイベント。依存症の治療や当事者運動で知られるアメリカのウィリアム・ホワイトさんが2007(平成19)年に来日し、「東京で回復者らが5000 人行進したらどうなると思う?」と問いかけたことなどをきっかけに、2010(平成22)年から毎年、東京でパレードを開催するようになった。

 その後、各地に広がりを見せ、横浜では2016(平成28)年から開かれてきたが、2020年はコロナ禍で中止になり、2021年は東京・横浜合同で、オンライン形式で開催した。

 今年は、横浜だけではなく、神奈川県内の関係者で実行委員会を組織。コロナ禍の影響の見極めや準備の体制づくりのため、街頭パレードは取りやめ、リカパレ恒例の琉球太鼓(エイサー)や、回復者らから成るコーラス隊の歌、回復者や家族がスピーチを行う。

 実行委員長の城間勇さんは「依存症は死にもつながる病気だが、回復できる病気。リカバリー・パレードはそのことを、社会や依存症で苦しんでいる仲間・家族に知らせるイベント。多くの回復者が集まり、回復している姿、回復の顔と声を伝えたい」と話す。

 開催は13時~15時。会場は象の鼻パーク内の「開港の丘」周辺。

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