「横浜ジビエフェスタ」が11月26日、吉田町本通りで開催される。
たき火台を設置した屋外ビアガーデン形式の会場に、吉田町を中心に関内や野毛の飲食店が軒を連ねる。イタリアンバー「バレルポット」の「鹿スジラーメン」、「立ち飲み処・蔵人」の「鹿煮込みカレー」など、イベントオリジナルのジビエメニューのほか、ワインや日本酒、ビールなどのアルコールも提供する。
ジビエは、狩猟で得た野生鳥獣の食肉を意味する古フランク語の「gabaiti」が語源。神奈川県では年間約3000頭のニホンジカが農林業の害獣として捕獲されるが、未使用のまま埋没処理するケースがほとんどだという。同イベントは県産ジビエとしての利活用促進などを目的に、神奈川県猟友会が全面的に協力して行う。狩猟や生態系について質問できるブースも設ける。
主催する吉田町名店街会専務理事の佐久間衛さんは「県猟友会全面協力によるストリートでのジビエイベントは横浜初。ジビエのおいしさを体験し、県内の生態系についても知る機会になれば」と来場を呼びかける。
開催時間は12時~17時。雨天の場合は翌日に順延。