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伝説のバイク乗り集団「ケンタウロス」飯田繁男さんを送る会 「横浜で会おうぜ」

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 バイク乗り集団「ケンタウロス」のボス、飯田繁男さんの送別会「MC KENTAUROS 飯田繁男を送る会」が、11月19日に開催される。

背中に「KENTAUROS」と「YOKOHAMA」 「ケンタウロス」飯田繁男さん

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 飯田繁男さんは1942(昭和17)年生まれ。1964(昭和39)年にバイク乗りチーム「ケンタウロス」を結成、「ケンタウロス」を舞台としたコミック「ケンタウロスの伝説」には実在の大将として描かれた。1973(昭和48)年に横浜の山下町にモーターショップ「The Shop」を開店、その後横浜市内での移転を経て、現在は「夜坐蔵(やざくら)」(横浜市中区松影町2)がモーターサイクルクラブハウスとして存続している。

 ケンタウロスは、能の公演など文化的な活動も熱心に取り組んできた。飯田さんは「横に『浜』があったから横浜」なのに、今の横浜には「浜」がない現実を知り、「150年かけて壊したものを150年かけてでも再び作れたら」と、2004(平成17)年から活動を行い、NPO法人「ハマには浜を」(2014年解散)も立ち上げた。

 幼少から肺が弱かったが、晩年は肺気腫を患い千葉県の病院に入院。80歳の誕生日を迎えた5日後の10月15日に肺炎のため病院で死去した。

 送別会は3部形式。「横浜で会おうぜ」をキーフレーズに、10時~12時にクラブハウス「夜坐蔵」に集合しバイクでパレード、14時~17時にナビオス横浜内「シーメンズクラブ」(中区新港2)でお別れ会、17時からミントンハウス(山下町)で二次会を開催する。

 飯田さんの娘の七生さんは「生前、父は病院から横浜に戻って来られなかったが、横浜の街の、父の好きだった場所を走りたい。バイク乗りにはバイク乗りならではの送り方があると思う」と話し「華やかで楽しいことが好きだった父を、父の愛する横浜でド派手に見送りたい。ぜひいらして」と呼び掛けている。今後については「父の遺志を継いで、ケンタウロスのクラブは横浜で存続していく。みんなでクラブを続けていく」とも。

 送別会の会費は定めず、MC KENTAUROS飯田繁男を送る会実行委員会は「不祝儀で」としている。問い合わせは実行委eメール(kentauros@igcw.jp)。

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