横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1)で11月19日、メッセンジャーによる日本初開催の都市型バイシクルフェスが開催される。
メッセンジャーは、都市部で主に自転車を使って多種多様なデリバリー(配送)を担う仕事。自転車以外でも、音楽、ファッション、アートなどさまざまなカルチャーとつながるコミュニティーを形成し、クリエーターとしての一面を持つメッセンジャーも多く、ライフスタイルが自転車やストリート界隈で注目されている。
フェスティバルの名称は「JCMC(Japan Cycle Messenger Championship)」。2023年に横浜で開催される世界大会「CMWC(Cycle Messenger World Championship)」の前哨戦として開催される。
日本最速メッセンジャーを決めるデリバリーレースのほか、カーゴバイクレース、クリテリウムレース、トリック系のサブイベントなどを実施。自転車があれば誰でも参加できる。会場内では、一般来場者向けに自転車先進国であるデンマークで開発された「デンマーク式じてんしゃゲーム」、自転車スクールやショー、物販・飲食の出店なども行われる。
主催するJCMC 2022 Yokohama/CMWC 2023 Yokohama実行委員会は「イベント期間中には、開催都市に世界中のメッセンジャーのみならず、サイクリストやローカルの人々が数千人規模で集結。自転車に乗って観光スポットなどを巡りながら、さまざまな場所で開催されるレース、アートショー、マーケット、パーティーなどに参加。メッセンジャーが『Hub』となり、ヒト・モノ・コトをつなげ、自転車や都市の魅力を広く発信するオープンな祭典」とコメントしている。
開催時間は9時から20時。入場料は無料(レース参加は有料・メッセンジャー以外でも参加可能)。