アートイルミネーション「ヨルノヨ」で12月1日から、期間限定で「ヨルノヨ」と蜷川実花さんがコラボレーションすることを発表した。
開催場所は山下公園(おまつり広場)。2027年に横浜で開催する国際園芸博覧会に向けて「胡蝶のめぐる季節~ヨルノヨ」と題した四季の花々をめぐる映像体験を楽しむことができる。蝶が人の動きに反応して現れるプロジェクションなどの仕掛けもある。
アーティストは蜷川さん、プロデュースは宮田裕章さん、サウンドは内澤崇さん、プランニングは桑名功さんが担当。蜷川さんは、写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛け、木村伊兵衛写真賞ほか数々の受賞歴がある。
担当者は「蝶に誘われながら、四季の花々をめぐる映像体験です。蝶のように浮遊する視点で、鑑賞者は時に花々が織りなす色彩に包まれ、また時にいのちの芽吹きに祝福され、咲き誇る空間に引き込まれていくでしょう」とコメント。「蝶は環境の影響を受けやすい生物。激動する社会情勢下における人と世界の関係は、時に蝶の儚さにも重なる。映像はアーティスト自身も翻弄される中で、普遍的にある世界の美しさ、その先にある未来を見つめて作成されたもの」とも。
開催時間は、17時~21時5分。2023年1月3日まで。