金沢シーサイドFM(横浜市金沢区片吹41)は開局記念イベント「WAVY FES(ウェイビーフェス) 2022」を11月27日、「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」(白帆5)で開催する。
横浜市出身の板野友美さんがステージ出演 金沢シーサイドFM開局記念イベント「WAVY FES」
イベントは10月1日に放送を開始したコミュニティFM局「金沢シーサイドFM」の開局を記念。パフォーマンスや「海辺の金沢区マルシェ」のほか、横浜ベイサイド「くじらの大屋根広場」にサテライトラジオブースを設け、イベント開始の10時30分から7時間半にわたりラジオ生放送を行う。
マルシェには、ありあけハーバー、栗林洋菓子店、個室居酒屋「団欒」、シフォンケーキの店「pino」、ミックのからあげや、横浜こどもホスピスプロジェクト、横浜市立大学「野菜直販マルシェ」、旬鮮酒房きらく本店、横浜テクノタワーホテルが出展。パフォーマンスは金沢区内の学校など含む11団体が演奏などを行う。
金沢シーサイドFMは、コミュニティFM局の運営を中心とする事業会社。2013年の関東学院大学(六浦東1)経済学部のゼミで「自分たちのメディアを創る」研究開始、2019年に台風被害で区内沿岸部が被災したことがきっかけにFM局の開設準備を本格化。2021年6月に設立され、学校法人とは独立した民間企業として運営している。
放送は、毎日7時~22時(年内は9時~)に「金沢シーサイドFM micスタジオ」(並木2)より生放送を行っている。周波数は85.5MHz。金沢区と災害時放送協定を締結し、災害発生時の行政からの避難情報や避難場所の発信を行うほか、防災知識の普及啓発活動なども行う。
共同代表で関東学院大学4年生の松原勇稀さんは「局の立ち上げまでに200社ほどの人に協力してもらって、やっと形になった。大きな反響もあるし その分、厳しい声もあるが街の人たちからの応援を感じている」と話し、「開局前から準備してきた初イベント」と来場を呼びかけている。
開催概要は10時30分~18時、場所は横浜ベイサイド「CブロックF くじらの大屋根広場」。