関内えきちか広場(横浜市中区尾上町2)ほかで12月1日・2日の2日間、ウェルビーイングの実証実験「ハマウェル」が行われる。
「ウェルビーイング(well-being)」は、心や体、そして社会的にも健康的でいられることを表す言葉。ハマウェルでは、「ココロ、カラダ、ハタラク、カンケイ」をテーマに、ウェルビーイングを知り、体感できる各種イベントを行う。
メイン会場は、地下鉄ブルーライン関内駅1番出口横の「関内えきちか広場」。ウェルビーイング度を測定するコーナーをはじめ、ボッチャ体験、テントやキャンピングカーの打ち合わせスペース、3Dプリンターで作ったコンパクトなサウナほか、ハンモックで揺られたり、たき火を囲んだりするスペースなどを設ける。
サテライト会場は2カ所あり、「大林組 Port Plus公開空地」(弁天通2)には椅子とテーブル、コンセプトボードを設置。日本初の高層純木造耐火建築物を眺めながら、屋外で仕事や休憩ができるようにする。関内桜通り沿いの「オンデザイン イッカイ」(相生町3)会場は、打ち合わせやワークスペースとして今月完成した場所を一般に開放。デスクワークなどが可能。
主催する横浜市都市整備局企画部都市デザイン室の目黒大輔さんは「一昨年度に庁内の有志でコンセプトを作り、街に実装するための将来像に向けたステップの一つとして今回のイベントを企画した。さまざまなアイデアを体感することで、まちづくりの可能性を考えるきっかけにしてもらえれば」と話す。
開催時間は10時~19時(1日は20時まで、大林組 Port Plus公開空地会場は16時30分まで)。