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こども宇宙科学館が「星の最多数」ギネス世界記録狙う プラネタリウムに12億の星

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 はまぎん こども宇宙科学館(横浜市磯子区洋光台5)が11月30日、「プラネタリウム投影機により投影された星の最多数」のタイトルのギネス記録に挑戦した。

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 12月1日からプラネタリウムをリニューアルオープンするにあたり、最新の観測データを反映させ、世界最多恒星数の投影を可能とする光学式プラネタリウム投影機を導入。

 11月30日の内覧会では、直径23メートルのドーム全体に約12億個の星を投影できる大平技研(横浜市都筑区)の新投影機「ME GASTAR-llA」で、ギネス世界記録に挑戦した。

 「ME GASTAR-llA」は、すべて個別の星として投影できるよう、肉眼では見分けられないような微細な星粒まで、恒星原板に極小の穴をあける技術により、1等星から20等星までの微光星を正確に再現する。

 地域の小学生らが見守る中、ギネスワールドレコーズ公式認定員と、自然科学研究機構 国立天文台上席教授の渡部潤一さんと、宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所教授の中川貴雄さんが記録を判定。

 20等星まで再現したプラネタリウムで、暗い星が正確に映し出されているかの判定が困難を極め、その場での判定は見送られた。

 判定者から「ほぼ間違いないと思うが、記録は正確に判定する必要がある」との説明があり、参加者からは「思い通りにいかないことがあると知ることも学習」との声も漏れた。小学生は「以前みたプラネタリウムと比べ、とてもきれいだった」と感想を口にした。

 内覧会後も、判定の作業は続いており、21時45分までに結果が出れば即日記録が認定される可能性がある。即日認定ができない場合は資料を提出しての判定となり、数日必要となる。

 はまぎん こども宇宙科学館は体験型科学館の料金は、大人=入館料400円、プラネタリウム入場料600円、小・中学生=入館料200円、プラネタリウム入場料300円。4才以上=入館料無料、プラネタリウム入場料300円。

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