SUP(スタンドアップパドルボード)の速さを競う「横濱SUPマラソン2023」が3月5日に行われる。
今回が6回目の開催で、台湾や香港、イギリスなど海外の選手も初めて出場する。会場は大岡川、中村川、堀川。「マラソンコース」は、日ノ出町から蒔田、石川町を経由して元町までの5.5キロを2往復する22キロ、「ハーフマラソンコース」は往復の11キロで争う。
ボードの長さや種類によるクラス分けもあり、各クラスの男女上位3位までを表彰する。昨年のマラソンコース総合優勝のタイムは、2時間16分53秒。大岡川沿いの遊歩道やコース上に架かる20本の橋上や沿道から観戦できる。
SUPは、大きめのサーフボードのようなボードの上に立ち、パドル(オール)でこいで水面を進むハワイ発祥のスポーツ。川や海、湖でも楽しめる。
同大会を運営する横浜SUP倶楽部(横浜市中区日ノ出町2)代表の柿澤寛さんは、「会場となる河川に関係する各団体との信頼関係を築きながら、開催を続けている。大会への出場や観戦を機に、ルールに則った安全なレジャー、水域の環境問題についても目を向けてもらえたら」と話す。
レース時間は9時~12時30分。
横浜SUP倶楽部は、大岡川~みなとみらい地区で「毎日SUPできる環境づくり」をテーマに、SUPスクールやSUPクルージングを実施する任意団体。