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横浜赤レンガ倉庫で「ドールハウス展」 ミニチュア作品80点

ドールハウス作家・土屋靜さんの作品「ヴィクトリア風ドールハウスで遊ぶ」

ドールハウス作家・土屋靜さんの作品「ヴィクトリア風ドールハウスで遊ぶ」

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 横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1)1号館2階で、「ドールハウス展 ~小さな灯りの物語~」が開催されている。主催は、箱根ドールハウス美術館(神奈川県足柄下郡箱根町)。

ドール作家・福澤博美さんの作品「バッグのお店 ステラ」

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 「ドールハウス」は、「おうち」 をはじめとする生活空間を縮小したミニチュアサイズの美術工芸品で、一般的には、12分の1スケールが基準。16世紀にドイツの侯爵が愛娘のために作らせたのが始まりと言われ、ドールハウスを通じてお城の運営方法、各部屋での来客のおもてなし方法を楽しく学ばせたという。その後、ドールハウスは世界中に普及、日本でも1970年代頃に知られるようになり、1997年には日本初の全国組織である「日本ドールハウス協会」が発足。コロナ禍では「おうち需要」で、ドールハウスの人気が再燃した。

 同展では、世界二大コレクションを有する箱根ドールハウス美術館のアンティーク作品から、現在活躍中の総勢37人の日本人作家の新作・代表作まで、80点以上の多種多様な作品を展示する。会期中は、ミニチュアワークショップ体験やミニチュア販売会も開催。同展の図録やオリジナルグッズなど、ミニチュア関連の商品をそろえた特設ショップも設置している。

 箱根ドールハウス美術館副館長の新美日向子(にいみひなこ)さんは「みなとみらいの街の灯りのもとで、ミニチュア浪漫のたくさん詰まった展覧会を心ゆくまで楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。

 会期は22日まで。会場は横浜赤レンガ倉庫1号館2階。開催時間は11時~18時。入場料は一般(高校生以上)=1200円、小・中学生=500円、未就学児無料。

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