環境啓発交流イベント「かんきょう文化祭」が3月25日・26日の2日間、みなとみらい駅改札外の「みらいチューブ」で行われる。
中高生・大学生などの若い世代が、写真やリメークファッション、音楽などの作品を通して環境の課題や取り組みを社会に情報発信するイベントで、2010(平成22)年から続いている。
「かんきょう『組写(くみしゃ)』フォトコンテスト」では、一次審査を通過した29作品を展示し、一般投票と表彰式を行う。プロの写真家から撮影方法などを学んだ横浜市立小雀小学校(戸塚区)の6年生による8作品も展示する。
新聞紙から作るバッグや鉛筆、フラワーロスを考えながら作るドライフラワーのブーケ、収穫の際に形が崩れて規格外になってしまったハーブで作るバスソルトなど、「捨てられそうなものを長く使えるようにする」ワークショップを行う。
「思い出を日常へ」をテーマにリメークした衣服や小物は25日に展示を行い、翌26日にはそれらの作品を身にまとい、ファッションショー形式で披露する。東京スクールオブミューシック専門学校渋谷(東京都渋谷区)の学生によるコンサートや、環境活動家の露木しいなさんとのトークセッションも行う。
主催する「かんきょうデザインプロジェクト」代表の武松昭男さんは「今の当たり前を見直すことで、未来が変わる。Z世代の作品を見ながら、未来の人々が気持ちよく過ごせる社会を作るにはどうすればよいか。そんなことを語り合ってもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は、25日=11時~19時、26日=11時~17時。