花と緑のイベント「ガーデンネックレス横浜 2023」が横浜市の都心臨海部や里山ガーデン(旭区上白根町)など市内各所で3月25日から開催されている。
「ガーデンネックレス横浜」は、2017年の「全国都市緑化よこはまフェア」開催以来、花と緑にあふれる都市「ガーデンシティ横浜」を推進するリーディングプロジェクトとして毎年開催。
都心臨海部の「みなとエリア」では、山下公園、港の見える丘公園、日本大通り、横浜公園、新港中央広場などで、季節ごとに花がリレーをするように花が咲く。花は、桜、チューリップ、バラ、ユリなどで、港の景観とともに、横浜の名が付いたサクラ品種「横浜緋桜」や横浜市限定のチューリップ品種「ラバーズタウン」も見ることができる。
よこはま動物園ズーラシアに隣接する「里山ガーデン」の「横浜の花で彩る大花壇」も見どころで、今春のテーマは「爽快の丘」。約1万平方メートルの花壇に横浜市内産のパンジー、ビオラ、ネモフィラなど白を基調とした約30万本の花々が楽しめる。
横浜の海上に動くガーデンベアが出現するAR(拡張現実) や、花の見所や観光施設等をめぐるデジタルスタンプラリーなど、スマートフォンを活用した参加型イベントを行うほか、「ウェスティン横浜」、「ホテルニューグランド」、「横浜ベイホテル東急」など横浜市内12ホテルと連携し期間限定のコラボメニューと宿泊プランを用意する。
ホスピタリティデザイン横浜代表取締役の石原健さんは「ホテル連携は、多くの人に横浜に来てもらうために色々企画しようと始まった。2027年の横浜国際園芸博覧会に向けて街が盛り上がっていけばうれしい」と話し、ガーデンネックレス実行委員会の小田嶋鉄朗さんは「心地よい春風と豊かな花と緑に包まれた横浜の街を、ぜひ楽しんで」と来場を呼びかける。
開催期間は6月11日まで(里山ガーデンは5月7日まで)。