崎陽軒(横浜市西区高島2)が4月10日~12日、「駅弁の日」制定30周年を記念した「おにぎりシウマイ弁当」を期間限定で販売する。
日本鉄道構内営業中央会に所属する全国26社の会員駅弁業者が、「駅弁の始まり」といわれる握り飯にちなみ、各社がオリジナルで作る「おにぎり駅弁」の一つ。同社では、定番商品「シウマイ弁当」のおかずをおにぎりの具材にアレンジした。同商品には「昔ながらのシウマイ」の中身を使った「シウマイの肉あんおにぎり」、「マグロの漬け焼き」をほぐして燻製(くんせい)マヨネーズと合わせた「マグロの燻マヨあえおにぎり」、「鶏の唐揚げとアンズのガーリックバター風味おにぎり」、「炒飯(チャーハン)おにぎり」のおにぎり4種と、おかずとしてシウマイ4個、タケノコ煮、かまぼこ、卵焼き、切り昆布と千切りショウガ、小梅の7品目を収める。
各おにぎり駅弁には地域の観光名所を載せた「駅弁カード」を添え、おにぎりシウマイ弁当のカードでは、みなとみらい地区を紹介する。
日本鉄道構内営業中央会は1993(平成5)年、駅弁文化を継承することを目的に、弁当の「弁」の文字が4と十の組み合わせに見えることと「当」の読みが十(とう)と同じことから、4月10日を「駅弁の日」と定めた。
価格は1,100円。数量限定の完全予約制で、4月3日から同社公式サイトで受け付ける。