第48回野毛大道芸が4月22日・23日、横浜市中区の野毛本通りや日ノ出町で開催される。
野毛大道芸は1986(昭和61)年から続く横浜の春の風物詩。近年はコロナ禍で中止や室内での開催などになっていたため、春に屋外で広域に開催するのは4年ぶりとなる。
出演パフォーマーは、ジャグリングの「桔梗(ききょう)ブラザーズ」、パフォーマンスカンパニー「to R mantion」、ストリートポールアーティスト「めりこ」など29組。
うち初出演は、知念大地さん、SUKE3 & SYU、ガンジスインダスドーダス、マスクマスクマンマン、赤い靴の女の子、沢入サーカス出身の吉川健斗さんと油布直輝さんと目黒宏次郎さんのユニット「〇〇△(まるまるさんかく)」など11組。
会場は、野毛本通り、にぎわい座横の「野の広場」、日ノ出町(日ノ出サクアス、日の出桟橋、お祭り広場)と、横浜成田山駐車場。のげシャーレで有料公演「ジャグリングの現在」も行う。
野毛本通りは従来通り、車両の通行止めをし、大道芸と共に店舗での飲食も提供する。日ノ出町エリアは、大岡川沿いの3つのステージを用意し、スタチューや店舗での販売を行う。横浜成田山駐車場は広々とした空間でゆったりと大道芸を楽しむことができる。
「ジャグリングの現在」はAチーム(目黒陽介、大橋昂汰、サクノキ、Juggler Laby、イーガル)とBチーム(目黒陽介、大橋昂汰、わっしょいゆ~た、さかさ舟、イーガル)の2パターンで、各日1回ずつ公演。入場料は、大人=1,500円、中学生以下=1,000円。
野毛大道芸事務局の飯島香代さんは「4年ぶりの本格開催。コロナの最中に屋内で開催したりする中で新しい見せ方を考えた。今回は道路だけでなく、成田山や、屋内で楽しめる場も用意した。路上だけで多様な芸の形を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~18時。小雨決行。