横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1)で4月28日、ドイツの春祭りを再現したイベント「ヨコハマフリューリングスフェスト2023」が始まった。
イベント広場に特設会場を設置し、ドイツビールやドイツ料理を提供するほか、ドイツ楽団の演奏や、マルシェ、野外シアター「SEASIDE CINEMA(シーサイドシネマ)」などを展開する。
17時に大型テントの特設会場がオープンすると、7割ほどの座席がすぐに埋まった。オープニングセレモニーでは、横浜赤レンガの五十嵐光晴社長が「リユースカップを使ってサステナブルに」と呼び掛け「カップは持ち帰らないように」とも付け添えた。「野外のシーサイドシネマも無料なので、ビール片手に楽しんで」とフリューリングスフェスト期間中のイベントを説明した。
テント内では雨天時でも傘をささずにビールを楽しむことができる。テントには窓があり屋外からもビールの購入が可能で、屋外で同時開催のSDGsマルシェ会場を歩きながら、ビールを購入することもできる。
シーサイドシネマは、横浜赤レンガ倉庫を含む4会場で、テーマに沿った映画を上映する野外シアターイベント。赤レンガ倉庫では芝生にスクリーンを設置「千と千尋の神隠し」「竜とそばかすの姫」など日本のアニメーション映画5作品を5月2日~6日に上映。MARINE & WALK YOKOHAMAでは海辺にスクリーンを特設「コーダあいのうた」「恋する惑星4K」など「シネマファンに贈る傑作」5作品を3日~7日に上映。横浜ベイクォーターでは3日~6日に「ハリーポッター」を特集、横浜ワールドポーターズは3日に屋上特設シアターで「フラガール」を上映する。
映画の開演時間は横浜赤レンガ倉庫とMARINE & WALK YOKOHAMAが18時45分から、横浜ベイクォーターと横浜ワールドポーターズは18時30分から。観覧無料。
フリューリングスフェストの開催時間は11時~21時(4月28日のみ17時~21時)。入場無料。5月7日まで。