横浜市役所(横浜市中区本町6)アトリウムで「ローズフェア with 趣味の園芸」が5月11日に始まった。横浜市内で「市の花・バラ」を主役にした「横浜ローズウィーク」の一環。
ガーデン展示エリアでは、全国各地で活躍する5人のガーデンデザイナーが「バラ好きの音楽家の庭」をテーマに創作したガーデンを披露。2023ローズコレクション展示エリアでは、園芸会社や育種家により2022年秋以降に発表されたガーデンローズ約25品種や、全国の切花生産者から届いたバラ切花などを展示している。
会場には、フランスのフラワーデザイナー ローラン・ボーニッシュさんのコーナーや、ミニ音楽ステージ、ロスフラワーポプリ作りなどの体験コーナーが設置され、花苗、野菜苗、バラ苗のほか、「ガーデンベア」グッズなどを販売するマルシェも開催する。
ステージでは、Eテレ「趣味の園芸」の講師によるトークショーや、コンサート、「ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!」の出演者によるワークショップも行う。
2027年に横浜市・上瀬谷で開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」と「2025年TICAD9」横浜誘致を紹介するコーナーも設置されている。
同時開催の「フラワー&ガーデンショウ横浜2023」では、たねまき体験、たねダンゴづくりの園芸ワークショップ、 コンテナガーデンコンテスト 、植物やガーデニンググッズの展示・即売などを行う。
開催初日の11日には、山中竹春横浜市長、日本家庭園芸普及協会会長の坂田宏さん、NHKエデュケーショナル代表取締役社長の荒木美弥子さんが出席し、オープニングセレモニーが行われた。
山中市長は「来年は、日本最大級の園芸イベントとして『横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2024』を新たに開催する。2027年には横浜では初めての万国博覧会として開催する国際園芸博覧会『GREEN×EXPO 2027』につなげていきたい。ローズフェアとフラワー&ガーデンショウを楽しんで欲しい」とあいさつした。
開催時間は10時~18時。入場無料。会期は5月15日まで。