日本大通りの横浜情報文化センター1階に「タリーズコーヒー 日本大通り店」(横浜市中区日本大通り11)が7月20日にオープンした。
同店は、2020年9月に閉店した洋食店「LUNCHAN AVENUE(ランチャン アヴェニュー)」跡に出店した。天井高は約5メートルで、開放感がある店内には、電源が使えるチャージスポットやWi-Fiを備える。
タリーズコーヒーは、米国シアトル発祥のスペシャルティコーヒーショップで、近隣には、馬車道駅店、&TEA 横浜元町店、横浜ワールドポーターズ店などがある。
横浜情報文化センターは、横浜市認定の歴史的建造物で、旧・横浜商工奨励館を再利用した4階建ての旧館部分と新たに造られた12階建ての新館部分から構成される。
建物がある場所にはアメリカ領事館があったが、1923年9月1日の関東大震災で全焼。跡地に横浜商工業界の復興と発展の拠点として、横浜市が1929年4月に横浜商工奨励館を建設。1975年まで横浜商工会議所など商工団体の事務室として利用された。2000年に旧建物の外観を保存し、中央に12階建てのビルを擁するセンターとして生まれ変わった。
建物内にはニュースパーク(日本新聞博物館)、放送ライブラリーなどの施設があり、地下鉄みなとみらい線の「日本大通り駅」に直結している。
営業時間は月~金=8時~21時、 土=9時~21時、日=9時~20時。