横浜市出身在住の堀江のぞみさんと柴崎岳史さんのパントマイムのユニット「シルヴプレ」が7月にフランス「アヴィニョン演劇祭」の出演が決まり、5月27日に横浜の劇場「若葉町ウォーフ」(横浜市中区若葉町3)で試演会「みちくさんぽ~inアヴィニョンへの道」を開催する。
シルヴプレは1999年結成。2000年3月から、舞台での活動を開始。白い衣装がトレードマークで、オリジナルなマイム作品を数多く作り、劇場や大道芸で披露し続けている。横浜では「若葉町ウォーフ」を拠点劇場とし、野毛大道芸、ヨコハマ大道芸などの大道芸フェスティバルにも出演している。
フランスには2007年、「アヴィニョン演劇祭」の期間中に大道芸で初チャレンジ。2008年にはフランス・ペリギューの国際マイムフェスティバルで、 観客が選ぶベストアーティスト賞受賞した。
演劇祭には、約9万の町の人口に匹敵する数の演者・観客が集まるともいわれ、シルヴプレは舞台公演での出演は今回が初。7月7日~29日の演劇祭期間中、11・18・25日を除いた20日間20公演を「オフ」部門で、披露する予定。「ずっと挑戦してみたかった演劇祭。行くには予算など覚悟が必要だった」という堀江さん。コロナ禍を経て「行ける時に行かないとだめだ」と決意。「アヴィニョンで多くの人に見てもらい、世界中を回れるようになりたい」と夢を話す。
27日は柴崎さんが等身大のパペットで堀江さんがパペットを操る「人形」や、「ふれあい」「記念撮影」などフランスで披露予定の演目を試演する。
1日回公演で、開演時間は11時30分、15時、18時30分。当日券2,500円、18才以下=1,500円。