横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港1)で7月23日から、体感型アートプラネタリウム「星と歩くII」が開催される。
近代的な光学式プラネタリウムの誕生は、1923(大正12)年10月21日。ドイツ博物館でカールツァイス社が制作したものが関係者向けに試験公開された日とされ、2023年は100周年にあたる。
「星と歩く」は2021年夏に初開催。天井ではなく足元に映し出すことで、星と海が交差する空間を創り出し、来場者は輝く星の上を歩く体験を楽しむことができる斬新なプラネタリウムとして発表された。プラネタリウム100周年にあたる今年は「星と歩く」をバージョンアップして「星を歩くII」を披露する。
プラネタリウム・映像製作は、横浜を拠点に活動するプラネタリウム・クリエーター、大平技研の大平貴之さん。プラネタリウムマシーン「MEGASTAR-II」による数々の星とともに、映像表現で横浜、波、魚の群れ、太陽と月、オーロラ、流星群などを映し出す。ナレーションは篠原ともえさん、音楽はフランス拠点の作曲家・ピアニスト・即興演奏家のエリック・アーロンさんが担当する。
初日の23日は15時と17時から「オープニング・パフォーマンス」を開催、ダンサーの小尻健太さんが出演。8月27日は15時と17時から「クロージング・パフォーマンス」で、ダンサーの平山素子さんが出演する。オープニングとクロージングは、チケット=3,000円、ペア券=5,000円、未就学児入場不可。
通常回の上映開始時間は11時~13時と15時~18時の正時、各回30分間。チケット料金は大人(中学生以上)=1,500円、3才以上小学生以下=1,000円、2才以下は、大人1人につき1人無料。7月31日と8月14日は休場。8月26日まで。