1983(昭和58)年11月に事業着工したみなとみらい21地区は、2023年に40周年を迎える。
1983年事業着工時のみなとみらい21地区の様子と、2022年の様子
同地区は、96%以上が開発され、商業のほか、研究開発拠点、音楽施設、ミュージアムなどが集積し、様々な分野の人材が集まる街になった。
「みなとみらい21地区着工40周年記念事業実行委員会」は、40周年を記念するイベントなどを展開し、これまでの軌跡や、みなとみらいの未来のビジョンを感じられるような機会を提供する。
8月25日に、京セラ株式会社の「みなとみらいリサーチセンター共創スペース」で地域内の人々の交流促進を主な目的として、eスポーツ大会を開催。
10月27日に、「40年の軌跡と、みなとみらいの未来」をまとめたメモリアルブックを発行。
11月8日には、神奈川大学でシンポジウム「『みなとみらいの未来を描く』大会議」を開催し、同地区が「今後も魅力的な街であり続けるために進むべき方向性」を考える。
先行して7月中は、「みなとみらいの『未来』」に関する意見を募集しており、集計結果はメモリアルブックやシンポジウムに反映を予定する。
併せて、40周年のキービジュアルとキャッチコピーも決定。キャッチコピーは「みなとをつむぎ みらいをえがく」。
キービジュアルは、みなとみらい21の景色を鮮やかな色調の図形でシンボリックに表現。担当者は「あえてディテールを描かないことで、見る人の想像力をかきたて、みなとみらいの明るい未来を期待させるデザイン」とコメントしている。
意見を募集は7月30日まで、eスポーツ大会の申し込みは8月8日まで、シンポジウムの参加申し込みは8月26日から。