横浜市環境創造局は12月15日、自然エネルギーの利用促進や地球温暖化対策事業の一環として実施する「横浜市大型風力発電事業」の趣旨に賛同し、「グリーン電力証書」の導入などにより協賛する「Y-グリーンパートナー企業」の募集を開始した。同事業は、横浜港のほぼ中心に位置する瑞穂ふ頭(神奈川区鈴繁町)の市有地に、風力発電施設を設置するもので、2006年度に運転開始を目指している。「Y-グリーンパートナー企業」の募集期間は、12月15日~2006年1月20日で、1口当たり100万円(年で45口)を募集する。Y-グリーンパートナー企業には、協賛口数に応じて自然エネルギーにより生み出された電力に対して、その発電実績を証明する「グリーン電力証書」を発行する。契約期間は10年間。同事業の財源は国の補助金の他、「ミニ公募債」の発行や「グリーン電力証書システム」などの市民や市内企業などが直接事業に参加することができる新しい取り組みを採用して調達する。応募希望・問い合わせは、横浜市環境創造局 温暖化対策課(TEL 045-671-4155)まで。
横浜市環境創造局 大型風力発電