全国で国産メンマの製造と竹林整備に取り組む「純国産メンマプロジェクト」メンバーらが「クラフトメンママーケットナイト」を9月30日に、関内で開催した。
九州、四国、中国、甲信越、関東、東北、横浜産の12種類のクラフトメンマを提供
純国産メンマプロジェクトは、「美味しく食べて竹林整備」をテーマに、増加する放置竹林の資源化を図ることで、竹林整備及び森林の公益的機能の発揮に寄与することを目的に、純国産メンマなどへの利活用を推進する全国組織。
九州、四国、中国、甲信越、関東、東北各地、横浜市内の孟宗竹から作った「ハマのメンマ」を含む12種類のクラフトメンマをバイキング形式で提供した。
関内桜通りのオンデザインイッカイ(横浜市中区相生町2)を会場に、メンマを練り込んだ天然酵母パン、生春巻、タコライスなどの食事と横浜生まれのクラフトビールを提供。横浜、栃木、埼玉などから集まった約35人が来場した。
イベントは、設立準備中の「横浜竹林研究所」(ハマチクラボ)のメンバー有志が企画した。
イベントを企画した横浜でメンマとアロマの店「こころぷれいす」を運営する小林隆志さんは「国産メンマは、おいしいだけではなく、クラフトビールのように、造り手の思いやこだわりが詰まった『クラフトメンマ』。オクトーバーフェストのように、たくさんの皆さんに全国の仲間達のクラフトメンマが楽しんでもらえる場を造りたいと思い、このイベントを企画した」と話す。
横浜竹林研究所は「横浜の竹林を活用し、人と地域と笑顔をつなぐ」をビジョンに掲げ、年内に設立予定。横浜で都市型の竹林整備と地域課題の解決に取り組んでいくという。