横浜国立大学「YNUアーバニストスクールプログラム」が、スタジオプログラムの受講生を募集している。
同大学大学院都市イノベーション学府・研究院による、横浜・関内地区を題材として、都市を舞台に活躍する専門人材「アーバニスト」を育てる実践型スクール。豊かで持続的な都市の未来を導き、現代が抱える社会課題を解決することを目指して、10月7日から12月25日までの期間中に8回の講座を実施する。
セントラル関内地区とその周辺を「イノベーションネイバーフッド(創造界隈)」と見立てて、公共空間、歴史的資源、空き空間の活用や、新たな経済・小商いの創出などをテーマに、イノベーションを起こしていくための具体的な社会実装プロジェクトの企画立案に取り組む。
コーディネーターは横浜国立大学の野原卓准教授と、横浜市役所OBの秋元康幸さん。ゲスト講師は熊谷玄さん(STGK.inc)、桂有生さん(横浜市都市デザイン室)、西田司さん(オンデザインパートナーズ)。ディレクターは、ディレクター矢吹剣一さん(横浜国立大学大学院准教授)、永田賢一郎さん(YONG architecture studio代表)、小泉瑛一さん(about your city代表)、岩井桃子さん(横浜国立大学)が務める。
担当者は「激甚災害・経済状況、COVID-19などさまざまな不確定要素や社会課題を有する現代において、未来社会をけん引する意味でも、都市の豊かさを高め、都市の潜在力を導くことが求められている。特に建築・都市計画に携わる若手実務家および行政職員に参加してほしい」と話している。
会場は関内駅前第二ビル(横浜市中区港町2)とYOXO BOX(中区尾上町1)。受講料は20,000円。応募締切は10月4日。