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ペリー横浜上陸から170年 横浜にペリー提督のオリジナルスタチューを

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 「横浜ユーラシア文化館」(横浜市中区日本大通)が「新作スタチュー(人間彫刻)『ペリー提督像』」を作るプロジェクトへの賛同を呼びかけている。

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 横浜は1854年にペリーが日米和親条約を締結した地で、開港の地として知られる。ペリーを記念する銅像は、横須賀市のペリー公園内の胸像、東京都港区芝公園にある「ペルリ提督像」の頭像(1960年)、静岡県下田市のペリー艦隊来航記念碑の胸像(1966年)、北海道函館市のペリー提督来航記念碑の全身像(2002年)などがあるが、横浜には存在しない。

 同プロジェクトは、「日米和親条約締結170周年となる2024年に、ペリー提督の銅像をスタチューで作りたい」と発足。現在、クラウドファンディングで実現のための支援金を集めている。

 スタチューは「人間彫刻」や「彫像芸」とも呼ばれ、人間が銅像ような衣装などをまとい、銅像のように静止した状態でストリートに立ったり、突然動き出したりするパフォーマンス。

 横浜ユーラシア文化館では、2020年からスタチュー・パフォーマーを集めたイベント「横浜ユーラシア スタチュー・ミュージアム」を開催しており、横浜にちなんだオリジナルのスタチュー「赤い靴の女の子」を公開するなどの取り組みを続けてきた。

 プロジェクトは「横浜にペリー提督像を作りたい!ただしスタチュー(人間彫刻)で!」というタイトルで、クラウドファンディングサイト「READY FOR」で実施、ペリー像のトートバッグや、ペリー提督像出張パフォーマンスなどのリターンを用意する。

 担当者は「スタチューは、街並みに溶け込み地域の魅力を引き出すことができる点で、歴史的な街並みを残す日本大通りなどの横浜中心部によくなじむパフォーマンス」と話す。完成したペリー提督像をスタチュー(人間彫刻)の披露は、同館で11月に開催予定の第4回横浜ユーラシア スタチュー・ミュージアムを予定する。

 プロジェクトの目標額は50万円、達成率は1月6日時点で約70パーセントで、目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取る「All-or-Nothing」方式。支援募集は1月14日23時まで。

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