横浜市健康福祉総合センター(横浜市中区桜木町1)で、障害のある人が「働く」ことについて理解を深め「働きたい」と思えるきっかけをつくるイベント「働きたい!わたしのシンポジウム」が2月7日に開催される。
同シンポジウムは、障がい者就労に関する普及・啓発事業として2004(平成16)年度に「障害者就労シンポジウム」として始まり、2007(平成19)年度に「働きたい!あなたのシンポジウム」に、第14回の2017(平成29)年度から「働きたい!わたしのシンポジウム」と名称を変え、継続開催してきた。
シンポジウムでは、障がい者本人の視点を大切にし、働いている人の声や、雇用企業・就労支援機関の支援者から、生の声を発信。
今回は「さまざまな働き方がある」というテーマを中心に、第1部は横浜市にある障がい者就労支援機関を利用して就職した人などから3組が登壇、「働きたい」と思ったきっかけや、体験談を話す。第2部は「知るとトクする!?働くヒント」と題して、働くにあたり「身に付けておきたいこと」について、横浜市戸塚就労支援センターの佐藤センター長の講演も行う。
横浜市健康福祉局の担当者は「『1人では就職活動が難しい』『誰かとなら一緒にできそう』『支援があったら仕事が続けられそう』など、これから仕事を探している人に、たくさん感じてもらえるシンポジウム」と参加を呼び掛ける。
会場は横浜市健康福祉総合センター4階ホールで、開催時間は14時~16時。参加対象は働きたい障がい者、企業、行政機関、支援者などで、定員は当日先着250人。入場無料で、視聴無料のYouTubeでライブ配信も実施する。