横浜市の中区役所(横浜市中区日本大通)の6階会議室で2月13日、精神保健福祉啓発研修 「ウェルビーイング~アルコールやギャンブルに依存しない生活~」が開催される。
「ウェルビーイング~アルコールやギャンブルに依存しない生活」申し込みサイト
「ウェルビーイング」とは、Well(良い)とBeing(状態)からなる言葉で、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念。一時的・瞬間的に良好かどうかではなく、持続的に良好であることをさすという。
研修では、さいがた医療センター院長の佐久間寛之 (さくまひろし) さんを講師としてオンライン登壇する。佐久間さんは、久里浜医療センターアルコール科医長、全米アルコール乱用・依存症研究所客員研究員を経て2018(平成30)年4月にさいがた医療センター精神科医長に就任、sai-DAT(依存症治療部門)を立ち上げ、2022年4月から現職。
企画を主催する横浜市中区福祉保健センターの担当者は「お酒、ギャンブル、買物やネット・ゲームなど、どれも楽しいから始めたのに、いつからかあまり楽しめなくなってしまう。むしろ、つらい気持ちやストレス、イヤなできごとを避けるため、忘れるために繰り返していることが多くなってきたかも。お酒やギャンブルにのめり込むほど、周囲の人びとと摩擦が起き、あなたもまわりの人も傷ついて行ってしまうかもしれません。そうならないために、生活を見直すきっかけについて、一緒に考えてみませんか」と来場を呼びかける。
開催時間は14時~16時。入場無料、Zoomによるオンライン配信も実施。事前予約制で、予約は2月8日17時まで。