崎陽軒(横浜市西区高島2)が、横浜市資源循環局、良品計画 横浜事業部と連携して「横浜市×崎陽軒『もったいない』を見直そう弁当3」を販売している。
崎陽軒の生産工程で発生する規格外のサイズや形などの食材や、期間限定製品で使用した食材の余剰分を使用した弁当で、第3弾となる今回は、これまでのコンセプトは踏襲しつつ、新たに「世の中のもったいない」にも目を向けたという。
内容は、鮪(マグロ)と長ねぎの白胡麻和えを添えた白飯、太刀魚の竜田揚げ 胡麻(ゴマ)だれ和え、ししとうの素揚げ、帆立フライ、わかめの千切り生姜煮、赤飯、大根の漬物、大学芋。
少量しか取れないため市場に流通しなかった、刺身用の太刀魚フィーレを作る工程で出る端材「神奈川県産太刀魚のハラス」を、水産物の加工や卸売りを行う横浜丸魚(神奈川区山内町1)より仕入れ、ごはんが進む竜田揚げとして使用している。鮪は生産工程で発生する規格外のサイズや形などの食材、大根の漬物は期間限定製品で使用した食材、大学芋は生産工程で発生する余剰食材を使っている。
容器や箸なども「脱プラスチック」を意識して設計している。
同社は「食品ロス削減やごみ分別の重要性が伝わる機会となれば幸い。崎陽軒や世の中で発生する『もったいない』を活用したお弁当を味わいながら、おいしくSDGsについて考えてみてはいかがでしょうか」とコメントしている。
価格は920円。取り扱い店舗は、横浜駅中央店、崎陽軒+DELI、無印良品 港南台バーズ。当日の生産状況に応じた食材を使用するため各日16時から数量限定で販売する。販売期間は2月21日~27日までの予定。