みなとみらい駅構内の「サブウェイギャラリーM」(横浜市西区みなとみらい3)で3月4日から「ヨコハマSDGs文化祭2024」が開催される。
ヨコハマSDGs文化祭は「SDGsを自分ごととして考える機会づくり」「SDGsアクションへの市民参加の促進」を目的に2021年度に初開催。3回目となる今回は7日間連続で、横浜市内でSDGsに取り組む30以上の企業・団体が関わる。日替わりでトークや映像上映などのイベント実施するほか、循環型社会をイメージするアップサイクルアートや写真の展示、SDGs関連商品の販売などを行う。
横浜でSDGsに取り組む高校生から90代まで幅広い世代が参加。高校生のグループ「こりっぷる」はフェアトレードをテーマに発表、元町で地域貢献活動を続けてきた95歳の杉島和三郎さんは環境問題について講演する。
「放送部」企画と銘打ってイベントの一部はオンライン配信も実施。期間中毎日12時~13時は、SDGs関連の取り組みをしている企業やNPO法人などの担当者のインタビューを行い、4日のオープニングトークには、横浜市中区長の小林英二さんや、横浜高速鉄道取締役の大石龍巳さんも登壇。
18時~20時には「SDGs文化サロン」として、トークセッション、セミナーなどを生配信。4日の「オープンナイト~SDGsピッチ大会~」ではまちづくりに取り組むボランティア団体や企業など20団体以上が集合して取り組みを紹介するショートプレゼンテーションを行う。
実行委員長の渡邊桃伯子(ともこ)さんは「子どもたちは学校でSDGsを学んでいる。SDGsを意識した経営を始めている企業も増えてきた。地域に密着して活動する団体の活動を知り、SDGsを意識して、社会全体や地球のことを意識して行動しようという認識を持つきっかけとなるような場を作ろうと考えた。会場に足を運んで、いろいろな分野で活動する人たちとつながって」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時30分~20時(9日=10時~、10日=10時~17時)。10日まで。入場無料、予約不要。