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象の鼻テラスで「ACY感謝祭」初開催 食品と雑貨のマルシェも

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 「アーツコミッション・ヨコハマ」(以下ACY)は3月20日、象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1)で「ACY感謝祭」を開催する。

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 ACYは横浜市芸術文化振興財団が運営する「芸術文化と社会を横断的に繋いでいくための中間支援」のプログラム。横浜市の文化芸術創造都市施策の取組の一つとして、2007(平成19)年に始まった。

 「ACY感謝祭」は初開催で、1年間の活動報告と来年度に向けた展望を共有する。

 三部構成のトークを用意し、第1部は「アーティストが街にいることで見えた風景 ~アーティスト・フェローシップ助成活動報告~」。「2023年度ACYアーティスト・フェロー」として横浜各地で活動したアーティストの坂本夏海さん、映画作家の山岡瑞子さんら5人が活動報告し、同助成の審査員で東京オペラシティアートギャラリーのチーフ・キュレーターの天野太郎さんら5人がコメントする。「左近山アトリエ131110」の熊谷恵美子さんなどアーティスト受入先の拠点メンバーによる座談会も行う。

 第2部「顔の見えるネットワークづくり、その先へ ~関内外OPEN!&ミナトノアート座談会~」は、「関内外OPEN!」や「ミナトノアート」などのイベントの企画者による座談会で、「横浜の街をデザインやアートでもっと面白くしていくには、どうなると良いか」を話し合う。

 第3部「都市と田舎、生活と表現のあいだを旅することで見えること ~令和の横浜使節団~」では、ACYとBUKATSUDOが核となり、2023年度から始めた新企画「令和の横浜使節団」を紹介。神奈川大学建築学部の上野正也准教授らが、新潟と信州の先進的な取組先へ出向いた報告を行う。

 ACYの担当者は「主に横浜の都心で活動をしていたACYが、横浜各地や市外に活動を広げた1年だった」と振り返り、「おいしい、たのしいマルシェも開催」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は14時~18時。入場無料で、座席は40席、予約可。

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