泰生ポーチフロント(横浜市中区相生町2)で3月20日、「濃いヒー」プロジェクトの応援イベントとして、ワークショップが開催される。
主催はシングルマザーの起業や就労、自立支援を推進するグラミン日本(東京都中央区)。「濃いヒー」プロジェクトは、3月8日の「国際女性デー」に合わせて開始。「濃いヒー」はシングルマザーの応援になる濃いコーヒーで、購入金額の3パーセントがグラミン日本への募金として、シングルマザーの起業・就業を応援する活動の寄付へつながる。
ワークショップはシングルマザー対象で、テーマは「夢や好きを仕事にするには?」。
併せて「濃いヒー」の趣旨に賛同したカフェ2店舗が隣接する関内さくらハウス1階の飲食店「棚のあいま」に出店。コーヒーやコーヒー豆とともにランチメニューの販売を行う。
グラミン日本の理事で、ワークショップの講師をつとめる髙橋歌織さんは「就労支援や起業についても、相談ができる」と来場を呼びかける。
ワークショップの開催時間は10時30分~11時30分と、13時~14時。コーヒーなどの販売時間は11時~17時。入場無料。
グラミン日本は、バングラデシュのムハマド・ユヌス博士により設立されたマイクロファイナンス機関「グラミン銀行」の日本版として2018年に設立。グラミン銀行は、生活困窮層の自立を支援した功績により2006年にノーベル平和賞を受賞している。「誰もが活き活きと社会で活躍する持続可能な社会」の実現をビジョンに掲げ、生活困窮者に、生活資金ではなく「起業や就労の準備資金」を融資するマイクロファイナンスと、多様なパートナーとの共創によって生まれる「一歩を踏み出す機会」を提供することをミッションとしている。