崎陽軒(横浜市西区高島2)が4月1日、シウマイ弁当誕生70周年を記念した企画を始める。
シウマイ弁当の俵型ご飯をおにぎりにアレンジした「おにぎりシウマイ弁当」
横浜名物シウマイの妹分として1954(昭和29)年に誕生したシウマイ弁当は、今年で70周年を迎える。
「横浜ならではの駅弁を作りたい」という思いから、同社の「冷めてもおいしいことへのこだわりを込めて」開発された。昔ながらのシウマイに加え、マグロの漬け焼き、かまぼこ、鶏の唐揚げ、卵焼きなどのおかずが入っており、多くの横浜市民に親しまれている。
記念企画では、「シウマイ弁当」(950円)のパッケージが70周年オリジナルロゴ入りになるほか、4月7日までの1週間限定で「お赤飯シウマイ弁当」(1,050円)もロゴ入りパッケージとなる。
4月10日の「駅弁の日」に合わせて、日本で最初に販売された駅弁が宇都宮駅のおにぎりだったことにちなみ、定番のシウマイ弁当の俵型ご飯をおにぎりにアレンジした「おにぎりシウマイ弁当」(1,220円)を完全ウェブ予約制で販売する。4月1日から公式サイトで予約を受け付け、予定販売数に達し次第終了となる。
併せて、弁当のパッケージを模した「70周年限定 シウマイ弁当冷感タオルケット」「70周年限定 お赤飯シウマイ弁当冷感タオルケット」(各4,500円)も発売。同社通販サイトとロードサイドを中心とした約30店舗の店頭で取り扱う。
同社特設サイトでは、これまでに発売した10種類の特別なシウマイ弁当の中からもう一度食べたい「推シウマイ弁当」に投票する企画を行う。早押しシウマイ弁当クイズに5問連続正解すると投票することができ、投票で1位になった弁当が再登場する。投票は4月30日まで。
投票の対象となるのは「復刻版シウマイ弁当」「メガシウマイ弁当」「MINIプレミアムシウマイ弁当」「ドリーミング筍(たけのこ)シウマイ弁当」「忍法唐揚げの術シウマイ弁当」「えびシウマイ弁当」「かにシウマイ弁当」「黒豚シウマイ弁当」「オールスターシウマイ弁当」「シウマイ弁当(鮭(さけ)バージョン)」の10種類。
崎陽軒広報・マーケティング部の長谷川貴子さんは「節目の年となる2024年は、シウマイ弁当の誕生を盛大にお祝いするとともに、日頃からシウマイ弁当をご愛顧いただいているファンの皆様に感謝の気持ちを込めて、ワクワクするような企画や製品をたっぷりとお届けする。どうぞお楽しみに」とコメントしている。
企画は今後も継続して順次発表する予定。現時点では子ども向けサイズの「おうちで駅弁シリーズ」や、シールを集めてノベルティーがもらえるキャンペーンなどを予定しているという。