「パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)」(横浜市西区みなとみらい1)は、横浜みなとみらい21の水ぎわの施設群を2500分の一サイズのカプセルトイで再現した「カプセル都市計画 パシフィコ横浜」を3月28日から発売している。
聖地として人気「パシフィコ横浜 国立大ホール」のカプセルトイ
カプセルの中身は「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」「ザ・カハラ ホテル&リゾート横浜」「パシフィコ横浜 国立大ホール」など、6つのフィギュアを用意。パズルのように組み立てることで、みなとみらいの町並みができあがる。
商品企画とデザインの監修は横浜に拠点を置くデザインオフィス「NOSIGNER(ノザイナー)」(中区山下町)が担当。元横浜副市長で現在は横浜国際平和会議場社長の林琢己さんが、市役所勤務時代に「YOXO BOX」を立ち上げた頃から親交のあったノザイナー代表の太刀川英輔さんに「地域振興できる物を作りたい」と相談。約2年かけて、細部までこだわってウォーターフロントの各施設を完全再現。「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」最頂部の、ブロンズの女神像「みちびき」の姿もみられる。
パシフィコ横浜の経営推進部の松原正和さんは「パシフィコ横浜でのイベントの思い出、ホテルの宿泊記念に、楽しみながらカプセルトイマシンを回してもらえたら。カプセルトイを機にみなとみらい21のウォーターフロントの全体像を知り、ぜひ家の中にもパシフィコを」と呼び掛ける。「6種のうち、イベントなどで利用される『国立大ホール』は聖地として人気、施設のカプセルトイの前にフィギュアを置いて楽しむ人も。夢はみなとみらい全域を再現すること。仲間を募りたい」とも。
販売場所は、パシフィコ横浜「展示ホールA」の2階にカプセルトイマシンが設置されるほか、インターネットで購入できる「オンラインくじストア」も展開する。1999年までの「第1期」に建設された施設3種類のうちひとつのカプセルトイが出るマシンと、2000年以降の「第2期」の施設3種類のうちひとつが出るマシンとがある。
販売価格は各500円。