野毛地区と日ノ出町地区で4月20日と21日、「第49回野毛大道芸」が開催される。
野毛大道芸は1986(昭和61)年から続く横浜の春の風物詩。出演パフォーマーは、ジャグリングの「桔梗(ききょう)ブラザーズ」、パフォーマンスカンパニー「to R mantion」、ストリートポールアーティスト「めりこ」さんなど37組。うち、「人間彫刻」とも呼ばれる「スタチュー」が8組、回遊型のフリーパフォーマンスが人間ジュークボックスの「タカパーチ」さんや足長のウォーキングアクト「ガンジスインダスドーダス」など4組。
屋外会場は、野毛本通り、野毛坂通り、横浜成田山駐車場、にぎわい座横の「野の広場」と、日ノ出町エリア。
野毛本通りと野毛坂通りは車両の通行止めをし、大道芸と共に店舗での飲食も提供する。横浜成田山駐車場は広々とした空間でダイナミックな大道芸を楽しむことができ、土曜日は日没前後(17時30分~18時30分)にスペシャルステージを設け「火付盗賊」が初登場する。
横浜にぎわい座地下の「のげシャーレ」では、有料公演「ジャグリングの現在」も行う。ジャグラーの目黒陽介さんが構成し、Aチームは(ながめくらしつ、サクノキ、高橋優弘、イーガル、ちょろすけ=昼のみ)とBチーム(ながめくらしつ、さかさ舟、ハタダ、イーガル、森崇彰=昼のみ)の2パターン。入場料は、大人=1,500円。開催時間は20日は14時=Aチーム、19時=Bチーム、21日は13時=Bチーム、17時=Aチームで、昼の部は完売だが当日券を若干用意し、野の広場で先着順に販売する。夜の部は予約可(16日現在)。
野毛大道芸事務局の飯島香代さんは「コロナの中でも大道芸の火を守ってきた芸人を集めた。北海道からのジャグラーコーヘイさんや、野毛だけで見られる、沢入サーカス出身の吉川健斗さんと油布直輝さんと目黒宏次郎さんのユニット『まるまるさんかく』など、日本中の選りすぐりのパフォーマンスを野毛で楽しんで」と来街を呼びかける。
ストリートでの開催時間は11時~16時30分。小雨決行。